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心の糸が切れる時

アメリカ・ニューヨークのケネディ国際空港で、客室乗務員が飛行機の緊急用滑り台を勝手に作動させて機内から滑り降り、そのまま自宅へ帰って行ったというニュース。
なぜこの客室乗務員(男性)がこんな行動をしたかというと・・・
機体が完全に停止する前に荷物を取り出し始めた女性乗客に、この客室乗務員が注意をしたところ、女性客はこれを無視して荷物を取り出し続けていた。そうしたら、この荷物が客室乗務員の額に直撃。これに対し、乗務員は女性に謝罪をを求めるが、女性は逆ギレ。そして口論になった末、客室乗務員は機内放送で、『20年勤めてきたが、もううんざりだ』と一言残し、滑り台で機内から滑り出し、そのまま自宅へ帰ったという。その手にはなぜかビールが・・・この客室乗務員はその後警察に逮捕された。
常識で考えたら笑い話ではないが、ちょっとわかる気もする。この航空会社も結構ハードな労働条件だったのではないか?仕事に疲れた労働者が、ふとしたことで心の糸が切れてしまって、起きてしまったハプニングなのではないかと思う。アメリカでも彼に同情する声は多かったそうだ。
仕事がないのも困るけど、会社の経営者は労働者の心の糸を切らないようにしないと会社は成り立たなくなってしまうと思うニュースでした。

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by withflute | 2010-08-11 23:07 | 気になる話題
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