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これからはイクメンの時代?

ここ1年くらい『イクメン』という言葉が流行、とまではいきませんが、たまに耳にします。
今日もTVを見ていたらその話題が出ていました。
『イクメン(育MEN)』とは『イケメン』をもじって出来た言葉で、育児を楽しむ男性、育児を積極的に行う男性のこと。
少子化対策として、男性にも子育てに参加してもらおうと、今年平成22年6月から『パパ・ママ育休プラス(改正育児・介護休業法)』が施行されました。
現在、育児休業休暇の取得率は女性では90%を超えていますが、男性は1%くらいです。
『パパ・ママ育休プラス』とは、今までの育児休業休暇に加えて、父母ともに育児休業を取得する場合、1歳2カ月まで取得出来るとするものだ(通常は1歳に達するまで)。又、従来は育児に専念する配偶者がいる場合、会社は育児休業の申出を拒むことが出来るという取り決めを行うことが可能としていたが、今回それも禁止され、母も父も取得が可能となった。
こうした動きからも、男性社員の育児休業取得や育児を行うことを推奨している企業が増えつつあるようです。
今日TVで紹介されていた会社は、パソコンで全ての社員同士のスケジュールを確認することが出来、そこに、この日は子供お迎えという予定を入れておけば、そこに打ち合わせを入れることをしないようにすることが出来るということだ。
又、全員の退社時間を最終19時と決め、支社長は残業者の報告を社長に入れる義務があるとのこと。
このような取り組みから、企業としてもプラスがあったそうだ。
段取り力、問題解決力、コミュニケーション力、時間管理力などが高まる社員が増えたことにより、企業としての生産力がアップしているそう。
男性が育児休業取得や育児に積極的に参加することにより、子育てをする女性社員も育児に対する会社の理解が得られ働きやすくなったのではないかと思う。
どこの企業もこうした取り組みをしてくれたら、女性にとって働きやすい社会になるし、子育てをする主婦とっても夫婦一緒に子育てが出来るといういい環境になるだろう。そうしたら虐待という悲しいことも少しは減るかもしれない。
でも、現実は厳しい。男性の育児休業取得以前、女性の産前産後・育児休業取得にさえまだまだ理解を示してくれない会社も多々あると感じます。(つまり暗に退職を勧めるということですね)
会社としても、約1年間そのポストを空けておけないのは確かです。期間限定で人を採用するのも難しいことですし、全ての企業が取り組めるというのは先の長い課題なのかもしれません。

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by withflute | 2010-10-06 00:14 | 気になる話題
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