人気ブログランキング | 話題のタグを見る

さよなら ミュンヘン またいつの日か 

1月最後の土曜日にドイツを発ち日本へ帰国してもうすぐ1週間が経ちます。
本当は帰国の前日に書きたいと思っていたのですが、ばたばたして落ちついて書くことが出来ず、今となってしまいました。
でも区切りということで記しておきたいと思います。

とうとう4年半(私は3年半)住んだ部屋を去る時が来ました。
引越し当日は9時過ぎに引越業者の方が来て作業開始。最初は3人くらいだったスタッフが後から増えて最後は5,6人になっていました。
海外引越の場合基本的に梱包は全て業者さんまかせ。何故かというと自分で梱包したものが壊れた場合保険が効かないそうなのです。とはいえ、本当に全てをやってもらうわけにもいかないので、事前に衣料品や書籍、細かい雑貨は自分達で梱包して、ふとんやベット、テーブルなど大きなもの、割れ物の食器はお任せしました。
人数も多かったので3時間くらいで終わるかなと思ってたら4時間くらいかかりました。
引越作業中はドアも開け放しなので寒いし、朝もあまり食べていなかったのでお腹は空くしで自分たちが作業するわけではありませんでしたがやはり疲れました。
荷物が出た後は、一通り掃除機をかけて、最後のゴミを処分して、忘れ物がないかチェックして、スーツケースを車に積んでホテルへ移動。
数年住んだ家を離れるのは寂しいものがありますが、引越し作業をしているとバタバタするし疲れるしであまり感慨にふけるという時間はありませんでした。
12月初めに引越しの見積もりをしてもらい、それからちょこちょこと荷物の整理をして不要なものを処分し、1月1日の夜からパッキングを初めて、天気の良い日に窓やバルコニーを掃除したり、2ヶ月間少しずつ作業してきましたが、やはり最後はばたばた。
でもとりあえず引越しは無事終了してホッ。
ホテルにはその晩から3泊して、金曜日は日本領事館へ行って帰国届を出し、土曜日の夜、日本へ出発しました。

ミュンヘンを離れてからまだ1週間経っていないのに、自分がミュンヘンで暮らしていたことがとても昔のことのような気がします。
すぐ日本での生活になじんだということかな?元々の場所に帰って来たのでそれ程違った感じはしないからかもしれません。
でも、約2年ぶりの日本、ところどころ、ああ、日本はこうだったんだな~と思うところもあります。

ダンナがドイツへの転勤が決まった時、私も仕事をしていて、そして資格試験を受けようと勉強中だったので、ドイツへ行くか日本に残るか迷いましたが、行って本当に良かったと思っています。
ヨーロッパの中を旅行出来たこと、ヨーロッパでスキーが出来たこと、コンサートにたくさん行けたこと、語学の勉強が出来たこと、フルートを習えたこと、それを通して知り合いが出来たこと、など貴重な経験をすることが出来ました。

3年半のドイツ生活はもちろん色々イヤなこともありましたが、今はもっとドイツに居たかった、という気持ちでいっぱいです。

ドイツ生活は終わりましたが、まだ書いていない旅行の話もあるので、自分の記録のためにもしばらくはそれを続けて書いていこうと思っています。
もし良かったら覗きに来てください。今までドイツ生活を読んで下さった皆様ありがとうございました。

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ

by withflute | 2014-01-31 02:01 | ドイツの日常
<< 家の中を片付け中 Nrünberg お城ホテル ... >>