今年は上海万博の年です。海外で開催されているので、あまり興味はなかったのですが、ニュースでやっていたので書いてみます。日本で愛知万博が開かれたのはもう5年も前なんですね。愛知万博は私の地元で開催されたこともあり、一生のうちで愛知でやるなんてもうないだろう、やっぱり行かなくては!と期間中に3回行きました。とにかくどのパビリオンも行列で、2時間3時間待ちとディズニーランドみたいでした。
その上海万博が、5/1の開幕から106日目の8/14、累計入場者数が4000万人を突破したとのこと。7000万人を目標としているとのことなので、期間半分で4000万人なら達成しそうな感じですね。ただ、入場券が無料だった人が多いらしく、赤字の可能性大だということです。ちなみに愛知万博は黒字だったとのこと。 その万博開催にあたって、中国が国をあげて、マナーの教育をしていたことはTVでも放送されていたので良く知られていると思います。『バスに乗る時には並びましょう。』『列をつくって待ちましょう。』 上海市は会場周辺の住民に対して、『パジャマ姿での外出禁止』、『屋外での洗濯物干しを禁止』のルールを設けたとのことだ。『屋外での洗濯物干し禁止』は、日本もマンションでも普通にベランダから見えるように干している家もあるので、ルールとして出したほうが、見た目は良くなるよな、と、まあ納得ですが、『パジャマ姿での外出禁止』!?そんなルールが必要なんですか???確かに日本でも夕方とか朝方にパジャマで玄関先にいる人とかは郊外に行けばいますが、ルールとして市が出すってことはないですよね。 なんでも、上海市民にとってパジャマはかつて、一部の特権階級だけが着用するアイテムで富の象徴だったそうだ。庶民の間にも普及したのは1970年代。流行に敏感でオシャレ好きな上海人は我も我もと外に出て『パジャマが着られるのよ、私は。』と見せびらかしていたそうだ。上海人にとってはパジャマはオシャレの一つなんですね。でも国際都市としては困るということなんでしょう。とにかく、市は禁止令を出したけれど、市民の反発はやはりあったそうです。ナルホド、文化の違いですね。 ところで、今年の夏は中国でも暑いとのことで、上海万博会場内でも暑くて、男性がランニングの下着姿になる人が続出しているそうだ。パジャマで家の付近をウロウロされるのと、国際万博会場でランニングの下着姿の人がいっぱいウロウロしているのはどちらがいいでしょう? 今日も訪問ありがとうございます。クリックして下さいね!
by withflute
| 2010-08-15 00:36
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