オランダにはクリスマスが年2回あるってことご存じですか?今回初めてオランダに行って知りました。
1つは12月25日。もう1つは12月5日(6日が誕生日だが、そのイブを祝う)を『聖ニコラス』という聖人の降誕祭として祝う慣習があるそうです。 そのため、オランダには1ヵ月早くクリスマスが訪れるということです。 その『聖ニコラス』とは、『サンタクロース』の起源ということです。 聖ニコラス伝説が17世紀、オランダ人の移住とともにアメリカに渡り、年月を経て白馬はトナカイに代わり、体型は太っちょにはなりましたが、サンタクロースは聖ニコラスを起源としているのです。(オランダ政府観光局HPより) オランダのクリスマスは、11月中旬にシンタクラースSinterklaas(サンタクロースの語源となったオランダ語)が蒸気船に乗ってスペインからオランダにやってくることから始まります。そして国中をパレートするのです。そのシンタクラースはたくさんのズワルトピットZwarte Pietという黒人のお供を連れてやってきます。 シンタクラースは良い子には贈り物を、悪い子にはお仕置きを。お供のズワルトピット達は子供に『ペパーノーテンPepernoten』というシナモンの香りがするお菓子を配ってくれます。 オランダに行ったその日がまさにシンタクラース到着の日でした~。 これは13日(土)にユトレヒトで船に乗ったズワルトピット達。 演奏もしながら楽しそう。 14日(日)はアムステルダムにシンタクロースが到着する日ということで、この日は11時頃からアムステルダム中央駅周辺のトラムも一部止まり、道路も通行止め。 既にズワルトピット達はダム広場で演奏したり、踊ったり、お菓子を配ったり。周辺にはシンタクラースを待つ人でいっぱいです。子供たちはこのズワルトピットの衣装をつけてお菓子をもらっていました。 あ!壁をズワルトピットが~ ズワルトピットも交通整理?反射ベストを来て歩いています。 12時頃にアムステルダム中央駅の港に船が到着してシンタクラースが上陸、パレードをするという予定だったらしいのですが、12時半頃から中央駅近くで待ってはみたものの、1時間経過しても姿が見えません。 この日はあいにくの雨模様。寒いし、他に見たい所もあるし、どうしようかと思ったのですが、結局シンタクラースには会えず私達は立ち去りました・・・ ズワルトピットが配るお菓子はこんなものだそうです。you tube でみつけた、軽快な音楽にのってドウゾ。 そういえば、宿泊したホテルに14日の朝に置いてあったものと同じです。やっぱりシンタクラース上陸にちなんでかな。 今日も訪問ありがとうございます。クリックして下さいね!
by withflute
| 2010-11-17 21:15
| 旅 オランダ
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