Heidelberg ドイツ包装博物館
2011年 11月 27日
ハイデルベルクにもたくさんの博物館があるようですが、ここはドイツの昔のパッケージが展示してあると紹介されていたので、面白そうだと思って覗いて来ました。
ハイデルベルクカードというツーリストカードを購入したので入場料は少しだけ割引。ちょっと入口がわかりずらい・・・。教会だった建物にある博物館です。


博物館の受付には、カメラ禁止、と絵が貼ってあったのですが、ダメ元で受付のお兄さんに聞いてみたら、OK!と言われました。聞いてみるものですね~


ドイツでおなじみのリッターチョコです。
右は現在のもので、左は1970年代のものです。昔からこのミニサイズのリッターもあったのかとオドロキです。



こちらもおなじみミルカチョコ。
左の写真の左隅に1910年とあるのが見えるでしょうか。戦前からあったってことですか??う~ん、凄い!
右のミルカのパッケージも古き良き時代という感じです。


製菓材料でおなじみのDr. Oetker。ベーキングパウダーのパッケージです。

このかばの人形は1950年のもの。中にはキンダーチョコ。

ライプニッツ LEIBNISのクッキー。このクッキーはとても美味しいので私のお気に入り。これもまた1950年代。


これは洗剤でおなじみのパーシル Persil。1930年。戦前です。

スーパーで良く見かける冷凍食品にマースのチョコ。


エイトフォーがある!とビックリ。エイトフォーはニベアと同じ会社がもつブランドなんですね。そういえば日本でも両方共花王が扱っているブランドでした。
エイトフォーの名前の由来は、正式な科学名称がアルファベット32文字だったことから32=8×4 という商品名にしたのだという。ドイツ語ではアハトマルフィア、それを日本では英語に直してエイトフォー。(でも日本での商品名の決定については別の話もあるのだそうです。)
これは1970年。

このコーヒーの缶はブレーメンで見たものと同じです。

日本でもおなじみのニベア。ドイツの会社がもつブランドで、1910年のパッケージ。


ハイデルベルクの『学生のキス』という名のチョコレートだそうです。ハイデルベルクで有名なチョコなんですね、街で見かけましたが知らずに素通りしてしまいました・・・。

現在売られている商品がパッケージを変化させてずっと続いているというのは凄いな~と思いました。戦前からあるものもあるのです。
日本でももちろん昔からあるものもありますが、日本はどんどん新しいことに挑戦して、古いものがどんどん消えていっているような気もします。人気があったものでも販売終了ということもあります。変化を好まないこととどちらがいいのかは難しい問題・・・。昔の事に固執しすぎる事もどうかと思うけど、良かったことまで消えてしまうのはさみしい気もします。
こういう博物館も違う面の歴史を見る事が出来て面白いです。


興味深く見ました
時代を感じます
案外、昔の方がよかったと感じるものも中にはありますがね
ドイツは先進国だけど変化を好まないという印象が私にはあります。昔ながらのイベントや物事を伝えていくというのも大事だと思うのでそれはそれでいいと思う時もありますが、もっとこれは便利にしようよ~と思う事もあります^^;日本は新しいものに向かってどんどん進んでいっているので置いてけぼりを食う時もありますけど。