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語学を通して知り合った人達

先週の土曜日は東海地方でも雪が降り、今年に入ってから初めて見た雪景色でした。
ミュンヘンでは年が明けてからは結局雪を見ることはなく日本へ戻りましたが、私達が日本へ飛んだ翌日にかなりの雪が降ったようでした。
ミュンヘンから日本へ戻ってもう2週間、でもまだ2週間。とても昔のように感じます。
記憶がすたれないうちに私がドイツで知り合った人達について書き残しておこうと思います。

私のドイツでの生活はほぼドイツ語・英語・フルートの3つを中心に周っていました。
ドイツに来ると決めた時は、ドイツ語ゼロ、英語は学校卒業以来勉強していない状態、ではどちらが勉強して使えるようになるかと考えた時、やはり英語の方がいいかと思い、日本で少し英語を勉強して、ドイツに来た時も英語を習うつもりでした。
でも、実際住んでみると、やはり全くドイツ語が分からないのは、生活する上でかなりのストレスがあり、多少でもメニューが読めるようになったり、挨拶が出来たほうが生活は楽になるだろうと思い、また知り合いを作るためにもドイツ語学校というところへ行った方がいいのかということでドイツ語を始めました。
そして英語も同時進行で勉強してきました。
フルートは社会人になってから始めた趣味ですがこれは先生が見つからなくても続けようと思って楽器はドイツへ持って行きました。
それらを通して知り合った人達のことです。

まず、フルートの先生。彼女はドイツ人。
ドイツに行って一週間後に先生のところへ行き、初めてのレッスンを受けました。途中半年くらい私が日本へ帰っていたので習っていたのは3年半ほどでしたが、色々な作曲家のフルートの曲を教えてくれて、そしてデュエットもたくさんしました。先生は特にバロック音楽を多く吹いてきたようで、私もそういう音楽が好きなので、レッスンで吹く曲は全部好みのものでした。
そして彼女の我慢強さには本当に感謝しています。初めて先生の所に行った時は、全く言葉がわからなくて不安だったのでダンナに通訳としてついて行ってもらい、その後は当然一人で毎週通ったわけですが、初めの1年くらいは多分会話はほとんどなく、Yes、Noとまた来週、くらいだったと思います。
1年たったくらいからか少しずつ英語とドイツ語で会話が出来るようになり、最後の一年はドイツ語で簡単な雑談も出来るようになりました。
先生は私に話す時は意識してゆっくり話してくれていたと思うし、一生懸命聞いてくれていました。
ドイツに行ったら先生を見つけるのは難しいかな、と思っていたのですが、この先生に習うことが出来て本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。

英語の先生。彼女もドイツ人。半年前の夏から習い始めたので結局半年だけとなってしまいましたが、彼女も明るい素敵な先生でした。
実はこの先生を見つける前に3ヶ月だけ別のドイツ人先生に習ったことがありましたが、そちらは相性が合わないと言うのか私が求めている授業が受けられなかったので、前払いをした分が終わった時点で終わりにしました。(以前書いたことがあります)
語学を習う点で私が重視しているのは、プライベートレッスンならではの授業をしてくれることです。話すことを中心にしたいと思っていたので、私に話す時間を取ってくれること、間違っていたらその場で訂正してくれること、会話のキャッチボールが出来ること。
他の人とも英語で会話をしたいと思ってネットので探していた時、この先生から連絡をもらって会ってみることにしました。最初電話で話をした時は結構早口だったので不安だったのですが、会ってみたら明るい感じだったのと、私が言葉につまっても先生が先回りをして言うのではなく、私の言葉を待ってくれるという授業の仕方からこの先生に決めました。

もう一人の英語の先生。彼女はアメリカ人の旦那さんをもつロシア人。
元々ダンナの英語の先生だったアメリカ人の旦那さんが奥さんを紹介してくれて、英語を習い始めました。
彼女とは3年の付き合いでしたが、こちらも私がほとんど話せなかったため最初はほとんど会話が出来ず、沈黙が多かったような記憶があります。先生もその記憶はあるらしく、せっかく話せるようになったんだから絶対に勉強を続けるように、と最後に言われました。
この先生とは家でケーキを作ったり、天気の良い夏はテラスで勉強したり、スープをごちそうになったり、色々と普通の学校ではあまりしないかもしれないことを経験させてもらえました。
この家族は私達がドイツへ行く少し前にアメリカからドイツへ来たのですが、もしかして近いうちにアメリカに戻ることになるかもしれないと言っていました。彼女達には2人の子供がいるのですが、子供達の学校の関係だとか。
先生は戻りたくないと言っていましたが、多分子供達のために戻るしかないのでしょう。アメリカに帰る前にもう一度ドイツで会うことが出来たらいいのですが。

ドイツ語の先生。クラッシクとサッカーが趣味のドイツ人。
最初の一年はグループレッスンで習い、最後の1年はプライベートレッスンを受けました。
この学校へ行く前に2つ別の学校へ行きましたが、一番長くドイツ語を習った先生でした。
この先生は日本語が話せますが、生徒がある程度のレベルになれば先生は生徒に日本語で話さないというところが気に入っています。日本語を話せる先生だと授業中にも日本語を使う場合もあったりして、それは言語交換なら構わないけれど授業はそれは困る、と思うので、その点を徹底しているところは良いと思いました。
クラッシックが好きという先生からはコンサートの情報も貰いましたし、音楽の話も出来ました。
プライベートレッスンは60分でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまう感覚でいつも楽しい授業をすることが出来ました。
レッスンの最後の日は先生と、先生お薦めのベトナム料理のお店へちょっと早めの夕飯を食べに行っておしゃべりしました。
今度会う時は日本で、でもドイツ語ですよ、と先生から言われました。

ドイツ語タンデムRさん。ケルンの近くに住んでいるドイツ人。
昨年の夏から12月までの約半年、夏の間はビアガーデンやテラス席のカフェで、冬は一緒にクリスマスマーケットにも行きました。
ミュンヘンに住んでいるのではなく、毎週ミュンヘンへ来るという人だったので逆に定期的に会うことが出来たような気がします。こういうタンデムもありですね。
仕事が忙しかったようなのであまり勉強は出来なかったと言っていましたが、半年間という短い間でしたが楽しく会話をすることが出来ました。
これからは時々メールでやり取り出来たらいいなあと思っています。忙しそうなのでどうなるかわかりませんが。

ドイツ語タンデムSさん。私の一番最初のタンデムパートナーかつ最後までタンデムを続けた人。
タンデムと言う語学交換を初めてから2年間、何人かの人と会いましたが、私が帰国することに関係なくきちんとお別れをしてタンデムを終えたのはRさんとSさんだけ。
もう2人ほどしばらく続けていた人達がいましたが、結局連絡が途絶えてしまいそのままとなってしまいました。
私達はお互いに初めての言語交換で、お互いのレベルも似たり寄ったり、というのが良かったのかもしれません。知り合ってから丸2年、毎週2回のタンデムを続けてきました。
私は仕事をしていなかったので時間はたっぷりありましたが、Sさんは仕事をしているのに毎週きちんと会うことが出来て本当に良いタンデムパートナーと会えました。そして彼の日本語学習に対する意欲は素晴らしかったです。
昨年は初の日本旅行も実行したし、日本語もかなり上達しました。これからも頑張ってほしいなあという気持ちです。
Sさんとは帰国の前日までタンデムでおしゃべりしてきました。今まで毎週会っていたので、これでもう終わりなんだな、と思ってもなんだか実感がわきませんでした。
そして最後のお別れの時、元気でね、と挨拶をしたらSさんが涙目になってしまって驚き、そして凄く嬉しかったです。ハグしてお別れしました。

私は日本人がたくさんいる地域に3年半住んでいても友達と言える日本人は片手くらいしか出来ませんでしたが、友達が出来る環境でなかったから語学の勉強を中心とした生活になったというのが正直なところ。
でもこれのおかげで知り合えた先生達、ドイツ人の友達。
私にとって本当に貴重な経験だったし、帰国する、と言ったにも関わらず、じゃあ最後まで頑張ろう、と言ってくれた先生達、最終日までタンデムしてくれたSさん。
もしまたドイツに行けたらぜひ会いたい人達です。そのためには私も勉強を続けないと・・・。

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by withflute | 2014-02-11 10:22 | 勉強 | Comments(4)
Commented by karatodai at 2014-02-18 14:22 x
withfluteさんへ

帰国してドイツ生活が夢のように感じる気持ちわかります
私も数年海外にいても日本に帰ってしまうと一瞬にして馴染んでしまう…
これってやはり自分は日本人ということなんでしょうかね…
でもドイツでの経験は一生の宝物ですものね
知り合った方達は奇跡的な出会いで知り合えた方なんです
私も今も手紙やカードで連絡しあってます
海外にいると日本の良いところがよくわかりますよね
その気持ちのまま日本で生活するのが難しくなってくるものですが
今、オリンピックで日の丸が表彰台に掲げられると誇らしいですよね
日本人であることを実感します
Commented by withflute at 2014-02-19 09:26
karatodaiさん、10年20年と外国に住んでいる人でないと、日本に戻って、日本になじまないわ~と感じる人はいないのかもしれませんね。やはりそこは日本で暮らした人生の方が長いから。
出来れば私もずっと連絡を取り合っていきたい友人知人です。そのためには私も英語ドイツ語を頑張らないとダメですけど^^;
Commented at 2014-07-11 07:32 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by withflute at 2014-07-12 06:44
鍵コメ様、コメントありがとうございます。
今はまだ旅先ですので、帰国後お返事させていただきます。
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